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Pick Up Interview vol.2
SUBWAYS vox u-shi


Newアルバム『SUBWAYS RADIO』、ついにリリースになりましたね。一言で言うと、どんなアルバムですか。

【u-shi】 一言で言うと、ものすごくいいアルバム!なので、まずは買って、そして聴いて欲しい。元気でるよ、マジで。



曲作り、作詞をする上でu-shiさんが込めた想いというのは、どんなものだったのでしょうか。

【u-shi】このアルバムは"ラジオステーション"というコンセプトから作ったアルバムなんだけど、曲作りをはじめ、歌詞を考えはじめたときに、初め俺の中にただ漠然と"one"という文字があったんだ。どこにあったのかは分からないけど、確かにあったんだ。何かこう、ただひとつとか、一番とか、唯一無二とかね。それをキーワードに全ての歌詞を作ってみようかなって思ったんだ。この楽曲を発信するSUBWAYSもひとつしかない訳だし、それを聞いてくれるみんなは全員オリジナルワンな訳で、そんなみんなが集まってひとつになることも"one"だしね。そんな息遣いもこのアルバムには流れているのかな。で、最終のアウトとして 『SUBWAYS RADIO』になったこのアルバムの良さも、アルバムに含まれる全ての楽曲を通して始めて「ひとつ」として聞くことができるってことかな。そう、リスナーとDJが音楽ってやつでひとつになっていたあの純粋な時代をモチーフにしてね。まあ、とにかく聴いてみて!



作詞という点では、何か変化とかはありましたか。

【u-shi】 変化というか色んな方向性を試してみたって感じかな。日本語詞も含めてね。だからメンバーのみんなに相談もしたね。結果、バンドみんなの各楽曲に対する思い入れを知ることが出来て良かったな。



"na na na"というのはどういう意味なんでしょうか?

【u-shi】意味は"nothing"ってこと。言葉を失うほど失意に満ちているってこと。戦争という政治の中で、ひとつのコマにしか過ぎない兵士。その兵士たちだって、愛があり、家族がある生活を持っているのに、人を殺し、また殺されるリスクも背負わされて戦地に赴き・・・有史以来止んだことがないこの行為を続けている・・・この愚かなる人類に言葉を失っているんだ。



"never say good bye"は聴いていてココロにグッとくる曲ですね。この曲・歌詞に込められた想いなどお聞かせいただければ。

【u-shi】NYから日本に帰ってきたときに会ったファンキーな爺さんがいてね、その爺さんが持ってるスペースでSUBWAYSはよく練習させてもらってたんだ。その爺さんがある日逝ってしまった。でも、あまりにも突然すぎてね、なんか死ぬことなんか想像もできないくらいパワフルだったからさ、今日もそこに行けば会えるようなそんな気がしてね。いつまでもみんなの心にいるっていうのかな、あり続けてるって言うのかな、その彼の意思みたいな何かが。そんな時につくった曲でもあり、歌詞でもあるんだ。みんなもあるんじゃないかな、「その別れは認めないぞ」的なね。ちょっと涙がこぼれないように空を見ながらツッパッてみる時って。「さよなら」は言えない時って。



"new soul (part2)"は今までのSUBWAYSにはないタイプの曲ですよね?u-shiさんの歌もイイ意味でチカラが抜けている感じで。

【u-shi】 この曲は歌詞も楽曲も何度ブラッシュアップした曲なんだ。2104スタジオでの作業が多かったかな。で、このスタジオものすごい広いベランダがあってね、かなり気持ちがいいのよ。高いビルもないし、空は限りなく上に抜けてさ。そこで浮かんできたのがどこまでも透明な海と真っ白い雲をいくつか携えて広がる青い空。そして、優しく頬をなでるtender breeze。わかるでしょ。なんかこう裸なんだよね。う〜ん、なんて言うのかな楽チンっていうのかな、この曲の持つイメージって。もしかすると!"paradise"の裸バージョンなのかも知れない!?




ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

【u-shi】 いまMP3プレイヤーとかi-podなんかで聞くとシャッフル機能がついていると思うけどね、このアルバムはトラック1から最後のトラックまで順番を変えずに一度ストレートで聞いてみて。伝わると思うから、俺たちのメッセージが。Message is our music !! Peace !




次回はSUBWAYSのサウンドメイクのキーマン、ギターのfutoshiさんに、制作にまつわるお話を色々お聞きする予定です。



Interviewed by 326


















drop2 インタビュー
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